ウォーターサーバーは一人暮らしにもいいの?上手な使い方を解説!
ウォーターサーバーを利用する人が近年増えていますよね。
でも、ウォーターサーバーって家族が多い人が使うものじゃないの?一人暮らしでウォーターサーバーを使うのはもったいない?そんなふうに思っている方も多いかもしれませんね。
では、一人暮らしにもウォーターサーバーは向いているのでしょうか。メリットや注意点、上手な使い方を解説します。
目次
一人暮らしでウォーターサーバーを使うメリット
まず、一人暮らしでウォーターサーバーを使うにはどんなメリットがあるのでしょうか?
おいしい水を手軽に!
ウォーターサーバーのメリットは何と言っても、おいしい水を手軽に楽しむことができるということ。
最近では、水にこだわる方が増えてきました。そのまま飲むのはもちろん、飲み物を淹れたり、料理を作ったりする際にも、水が重要であるということは広く知られています。
ウォーターサーバーなら、名水と呼ばれるような日本各地の天然水、清浄性にこだわったRO水など、お気に入りの水を楽しむことができます。
水にこだわることによって、意識的に水分補給ができるようになったという声も多く、健康にも役立ちそうです。
お湯も簡単に使える!
一人暮らしでウォーターサーバーを使う最大の魅力は、手軽にお湯を利用できるということ。
温かい飲み物を飲みたいときなど、やかんやポットで一人分のお湯を沸かすのはかえって面倒ですよね。ウォーターサーバーなら、5~12℃のちょうどよく冷えた水と、80~90℃の熱いお湯の2種類をいつでもくみ出すことができます。
帰宅してすぐコーヒーを淹れたり、カップラーメンを作ったりすることもでき便利です。
水を買う手間が省ける!
ウォーターサーバーを設置することで、水を購入する手間が省けるというのも大きなメリットです。
女性や高齢者にとって、重たい水を購入して持ち帰るのは重労働。また、仕事が忙しくてなかなか水を買いに行く暇がないという方もいるかもしれません。
ウォーターサーバーなら、水のボトルは自宅まで宅配してもらえるので安心。注文も電話やインターネットから簡単にでき、忙しい方にも助かります。
一人暮らしでウォーターサーバーを使うときの注意点
一人暮らしの方がウォーターサーバーを使う場合には、注意したほうがよい点もいくつかあります。
コスト
ウォーターサーバーを使うときに気になることと言えば、コストですよね。
ウォーターサーバーでは、水のボトルは12リットルあたり1200~1800円というのが相場。電気代は一ヶ月1000円程度と言われますが、近年では省エネモードを搭載したサーバーも増えてきました。このほか、月1000円程度のレンタル料が必要となる場合もあります。
メーカーによっては一定の契約期間を設けている場合もあり、期間内に解約してしまうと違約金を支払わなければならないこともあります。
便利なのはいいけれど、高くて続けられない…ということがないように、利用前に料金をシミュレーションしておくとよいかもしれませんね。
使用量
一人暮らしの方がウォーターサーバーを使う場合には、やはり「実際にどのくらい使うの?」ということが気になるのではないでしょうか。
例えば仕事などで家を空ける時間が多いという方は、ウォーターサーバーを導入しても、結局は外出先でペットボトル入りの水を購入するほうが多くなってしまうかもしれません。
また、家であまり料理をしないという方は、飲用のみにウォーターサーバーを使うことになりますから、水が余ってしまう可能性もあります。
ウォーターサーバーの中にはお試し利用ができるものもありますので、あらかじめどのくらいの水を使うか、本当に必要かどうか、シミュレーションしておくとよいかもしれません。
水の受け取り
ウォーターサーバーの水は宅配してもらえるので便利と言いましたが、その反面、自宅で受け取りをしなくてはならないという問題が生じます。特に一人暮らしの方は家を留守にしてしまうことも多く、受け取りが心配だという声も多いようです。
不在で受け取りができなかった場合には、不在票が入れられるものと、玄関先にボトルを置いていくものとがありますので、どちらが自分にとって都合がよいのかあらかじめ考えておくとよさそうです。
一人暮らしにおすすめのウォーターサーバー
では、一人暮らしの方にとっておすすめのウォーターサーバーとはどのようなものなのでしょうか。
選ぶ際のチェックポイントを見ておきましょう。
サーバーのサイズ
一人暮らしの方にとっては、サーバー本体のサイズも気になるところではないでしょうか。なるべくなら場所を取らない、スリムなサーバーを選びたいですよね。
最近ではデザイン性に優れたウォーターサーバーも増えており、インテリア感覚で楽しんでいる方も多いようです。
また、テーブルやカウンターに設置できる卓上タイプのサーバーも、一人暮らしの方には人気があります。
サーバー本体のサイズ同様、ボトルのサイズもチェックしておきましょう。一般的なボトルのサイズは12リットルですが、これよりも小さいサイズのボトルも増えています。
コンパクトタイプのボトルは、開封後早く飲み切れる、ボトルの交換がしやすいというメリットがあります。
購入ノルマの有無
ウォーターサーバーを利用する上では、購入ノルマが設けられていることが多いです。購入ノルマとは、「月にボトル2本」といった最低注文数が決まっているということです。
水の使用量が少ない一人暮らしの方にとって、購入ノルマが大きな負担になるということも少なくありません。ウォーターサーバーを選ぶ際には、購入ノルマの有無を確認するようにしましょう。
ノルマがある場合には、どのくらいの量なのか、ノルマを達成できなかった場合にはペナルティがあるのか、比較検討したうえで選ぶとよいかもしれません。
配送日時の指定
配送日時の指定ができるサーバーを選んでおけば、確実に受け取りができて安心ですよね。また、不在時には不在票から再配達の依頼をするのか、玄関前にボトルが置いていかれるのか、こちらも自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
空き容器の処理方法についても、確認が必要。ワンウェイボトルは、空になったら小さく潰して処分します。リターナブルボトル(ガロンボトル)は、空き容器をメーカーが回収し、再利用します。
リターナブルボトルの場合、空き容器の保管場所が必要であったり、回収日時が決まっていたりすることもありますので、注意が必要です。
まとめ
それでは最後に、一人暮らしの方がウォーターサーバーを使うメリットや注意点、選び方をまとめておきます。
- ウォーターサーバーには、おいしい水を手軽に楽しめる、お湯がすぐに使える、水を買う手間が省けるといったメリットがある
- 一人暮らしの方は、コストが大きい、使用量が少ない、受け取りが必要といった点に注意が必要
- 一人暮らしでウォーターサーバーを選ぶ際には、サイズ、購入ノルマ、配送方法について確認しておくとよい
<参考文献>
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会
(http://www.jdsa-net.org/)
価格.com ウォーターサーバー・宅配水比較
(https://waterserver.kakaku.com/waterserver/)