ウォーターサーバーの比較5項目 | 水と健康の情報メディア|トリム・ミズラボ - 日本トリム

ウォーターサーバーの比較5項目

ウォーターサーバーを使ってみたいけれど、どれを選んだらいいかわからないという方、多いのではないでしょうか。

どれも同じようなものでしょ?というのは大間違い。サーバーによって、様々な違いがあるのです。

ウォーターサーバーを使う前には、それぞれの特徴をよく知った上で比較検討することが大切。ここでは、5つの比較ポイントについてご紹介します。

水の比較

ウォーターサーバーは、メーカーによって水の種類は異なります。おいしい水を楽しみたいという方にとって、水は重要な比較ポイントの一つですよね。

ウォーターサーバーの水は大きくミネラルウォーターとRO水に分けられます。さらにその中にも、様々な違いがあります。

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターは、地下水に加熱殺菌等の処理を施したものです。「天然水」もこの中に含まれます。

ウォーターサーバーで使われている水は、採水地や処理方法によって、成分や味わいに違いがあります。無料お試しを利用するなどして、用途や好みに合った水を選ぶことが大切です。

RO水

RO膜と呼ばれる特殊な膜によって水道水や地下水からほとんどすべての不純物を取り除いたものが、RO水です。

RO水は清浄性が大きな特徴で、赤ちゃんのミルク作りなどに多く活用されています。ただし水のミネラル分も除去されるため、水自体の味わいはあまり感じられません。

後からミネラルを加えているものもあります。

コストの比較

ウォーターサーバーでは、コストも気になる比較ポイントの一つ。長く安心して使い続けるためには、あらかじめどのようなコストがどのくらい必要かということを頭に入れて比較検討することが大切です。

ウォーターサーバーでかかるコストには以下のようなものがあります。

レンタル代

ウォーターサーバー本体のレンタル料は、無料のものと、月に1000円程度のものとがあります。

レンタル料が有料の場合には、年に1回程度のメンテナンスが無料で行われるといったサービスが含まれることが多いようです。

水代

ウォーターサーバーのもっとも大きなコストは、水代です。水は12リットル入りのボトル1本あたり1200~1800円というのが相場になっています。

電気代

ウォーターサーバーでは、月に1000円程度の電気代が発生します。

最近では省エネモードを搭載したウォーターサーバーも増えていますので、チェックしてみるとよいかもしれません。

サイズ、デザインの比較

ウォーターサーバーを比較する際のポイントとして、デザインやサイズを挙げる方も多いのではないでしょうか。キッチンやリビングに設置するものですから、「おしゃれなほうがいい!」「なるべく小さいほうがいい!」などといった希望もありますよね。

まず、ウォーターサーバーには一般的な床置き型と、カウンターなどに置ける卓上型とがあります。
卓上型のほうは、床置き型に比べて高さが半分程度です。

デザインやカラー、形状については年々個性豊かになっており、自宅の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

また、重要なのがボトルの設置位置。多くの場合ボトルはサーバー上部に設置しますが、交換時の負担を減らすためにサーバー下部にボトルを設置できるようにしたタイプも登場し、女性を中心に注目を集めています。

配送方法の比較

ウォーターサーバーは水のボトルが定期的に配送されますので、その方法についても比較しておくことが大切です。

例えば、配送日時が指定できるかどうか。一人暮らしの方などで、不在のことが多いという場合には指定ができたほうが便利ですよね。

また、不在時の対応として、再配達を依頼できるものと、玄関前にボトルを置いていくものとがあります。あらかじめ確認し、都合のよいほうを選んでおくようにしましょう。

また配送料がかかるかどうかということも確認しておいたほうが安心です。

メンテナンスの比較

ウォーターサーバーは毎日使い続けるものですから、衛生管理にも注意が必要と言われます。メンテナンスの方法や費用についても、あらかじめ比較しておきましょう。

ウォーターサーバーの中には、年に1回程度、メーカーによるメンテナンスが行われるものもあります。普段は見ることのできないサーバー内部の状態を確認し、必要に応じて清掃や部品の交換などを行ってもらうことができます。

費用は無料から5000円程度と様々。月々のレンタル料が発生する代わりにメンテナンスは無料、契約から一定期間内のメンテナンスは無料など、条件が設けられている場合もありますので、よく確認しておきましょう。

また、最近ではメンテナンスフリーのウォーターサーバーも増えています。あらかじめ雑菌が繁殖しにくいような構造になっていたり、自動でお掃除する機能が付いていたりして、メンテナンスを行わなくてもよいようになっています。

ただしいずれの場合にも、蛇口部分やボトル差込口の拭き掃除などといった日頃のお手入れは必要です。お手入れ方法についてもあらかじめ比較確認しておくと安心です。

まとめ

それでは最後に、ウォーターサーバーを比較する際の5つのポイントをまとめておきます。

  • 水の種類、原水や処理方法、成分などを比較し、用途や好みに合ったものを選ぶ
  • レンタル代、水代、電気代といったコストも比較しておくことが大切
  • 自宅のスペースや雰囲気に合わせて、サーバー本体の大きさ、デザインを比較検討する
  • 配送日時の指定ができるかどうか、不在時の対応はどうかといったことも確認しておくとよい
  • メンテナンスの有無やその費用、お手入れ方法などについても比較しておく

<参考文献>
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会
(http://www.jdsa-net.org/)
価格.com ウォーターサーバー・宅配水比較
(https://waterserver.kakaku.com/waterserver/)
一般社団法人日本ミネラルウォーター協会
(https://minekyo.net/)
おすすめウォーターサーバー10選
(https://osusume.mynavi.jp/articles/8399/)