浄水器の取り付け方 自分でできる?工事にかかる費用は?
浄水器を購入したいけれど、取り付けはどうしたらいいんだろう…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。自分で簡単に取り付けできるの?取り付けられないこともある?
取り付け工事の期間や費用はどのくらい?浄水器を購入する前に知っておきたいですよね。ここでは、浄水器の取り付けに関する基本的な知識をまとめました。
目次
浄水器の取り付け方
浄水器の取り付け方には、大きく分けて自分で行うものと業者が行うものの2通りがあります。一般的に、蛇口直結型や据え置き型などの場合には自分で取り付けが可能なものが多いです。
メーカーから直接購入するほか、ホームセンターや家電量販店、ネットショッピングなどで購入したものを、自宅の水道に取り付けます。
一方、アンダーシンク型や蛇口一体型、元栓一体型などの場合には、業者によって取り付けが行われることが多いです。メーカーに直接(またはメーカー指定の業者に)取り付けしてもらうほか、浄水器を取り扱っている家電量販店や、工務店、キッチンメーカーなどに依頼することもできます。浄水器を選ぶ際には、価格や性能、デザインなどと合わせて、取り付け方法についてもきちんと確認しておくことが大切です。
自分で浄水器を取り付ける場合
浄水器の取り付けは簡単?
蛇口直結型浄水器や据え置き型浄水器などは基本的に自分で取り付けを行うことが多いのですが、誰でも簡単にできるものなのでしょうか?通常、商品に付属される説明書やウェブサイトなどに記載されている手順に従えば、取り付けるのはそれほど難しくありません。
ただし、お使いの水道蛇口の形状により、取り付けに必要となる部品や取り付け方が異なる場合がありますので、注意が必要です。
また、ドライバーなどの工具が必要になることもあります。取り付け方が間違っていると、水漏れが生じたり、浄水器本体の故障につながったりすることもありますので、手順をよく読み、不明な点はメーカーに問い合わせるようにしましょう。
浄水器の取り付けができない場合
水道蛇口の形状によって取り付け方が異なると述べましたが、中には浄水器の取り付けができない蛇口というのもあります。蛇口先端部分の長さが短いものや、口径が大きい(小さい)もの、丸型でないもの、シャワー水栓などは、取り付けできないケースも多いようです。
通常は製品の説明書などに取り付けられない蛇口の種類が記載されていますので、購入する前にきちんと確認するようにしましょう。不安な場合にはメーカーに問い合わせたほうが安心です。
既存の蛇口に取り付けられない場合には、蛇口を交換したり、分岐水栓を設置したりすることによって、浄水器の取り付けが可能になる場合もあります。
ただし故障の原因にもなりますので、自己判断はせず、メーカーや工事業者に確認するようにしてください。蛇口に取り付けられない場合には、蛇口一体型やビルドイン型、ポット型浄水器を検討してもよいかもしれません。
浄水器の取り付け工事と費用
蛇口一体型浄水器やアンダーシンク型浄水器、元栓一体型浄水器などは、業者に取り付けを依頼することが多くなります。その場合には、工事の費用や時間が気になるという方も多いのではないでしょうか。
工事費用や時間については、あらかじめ業者に確認をすることが大切。実際に取り付けを行う前に下見や見積もりをしてくれる業者もあります。
自宅のキッチンに取り付けが可能なのか、追加の料金は発生するのかといったことを確認できるので安心ですよね。一般的に、工事費用は1~3万円程度(商品代金は別)、時間は1~2時間程度のものが多いようです。新築やキッチンリフォームの際に導入するとよりスムーズです。
まとめ
それでは最後に、浄水器の取り付けについてまとめておきます。
- 浄水器の取り付けは自分で行えるものと、業者による工事が必要なものとがある
- 自分で取り付ける場合、蛇口の形状に注意する必要がある
- 浄水器を取り付けることができない蛇口もあるので注意する
- 業者による浄水器の取り付け工事費用は1~3万円、時間は1~2時間程度
<参考文献>
「用途で分けた浄水器のタイプ」一般社団法人浄水器協会
(http://www.jwpa.or.jp/jo_youto.htm)