炭酸水の作り方!手作りと炭酸水メーカー、2つの作り方とメリット・デメリット
炭酸水を自宅で手作りする方が増えています。
「炭酸水を飲みたいけれど、その都度購入するのは手間もお金もかかる…」
そんなふうに思っている方も、自分で作ればより手軽でお得に炭酸水を楽しむことができるのです。炭酸水を作るには、手作りとメーカーの2つの方法があります。ここでは、それぞれの作り方とメリット・デメリットをご紹介します。
目次
炭酸水を手作りする
炭酸水は、自分で作ることができます。
作り方は、水にクエン酸と重曹を混ぜるだけ。コップにクエン酸(食用)と重曹(食用)をそれぞれ1g入れ、200mlの水を注げば、あっという間にシュワシュワとした炭酸水ができあがります。
重曹は炭酸水素ナトリウムなので、この作り方によって作られた炭酸水は少ししょっぱく感じられることもあります。飲みにくいと感じる場合は必要に応じて分量を調節してください。
また、重曹の1日の摂取限度は5gとされていますので、飲み過ぎないようにしましょう。
水は水道水でもミネラルウォーターでも構いませんが、よく冷やしておくことが大切です。水温が低いほうが炭酸が抜けにくく、またのどごしもよくなります。
メリット
-
- ペットボトル入りの炭酸水を購入するよりも価格が安い。
デメリット
- 材料を計るなどの手間がかかる
- 味にややクセがある
炭酸水メーカーとは
一方、炭酸水のヘビーユーザーから人気を集めるようになっているのは、炭酸水メーカーです。飲みたいと思ったときにすぐ炭酸水を飲むことができるというのはもちろん、市販の炭酸水に比べてコストも安く、空き容器も出ないとして、近年売り上げを伸ばしているそうです。
炭酸ガスを充填する方法には、カートリッジとシリンダーの2つがあります。
カートリッジタイプは、1回ごとにカートリッジをセットして炭酸水を作るタイプです。コンパクトでリーズナブルな製品が多いですが、その都度カートリッジを交換する必要があるためランニングコストは大きくなる可能性があります。
シリンダータイプは、より大型のガスボンベをセットして炭酸水を作るもので、カートリッジタイプに比べて大型ですが、1本で数十リットルの炭酸水を作ることができる製品もあります。使い終わったシリンダーは廃棄できませんので、メーカーに回収してもらわなければなりません。
これ以外にも、炭酸の強さを調節できたり、水以外の飲み物にも使えたり、専用容器で保存ができたりといった製品もありますので、さまざまな点をチェックして自分に合ったものを選びましょう。
メリット
- 原水の味わいをほとんど変えることがない
- 電源不要のものが多く、場所を選ばず炭酸水を楽しむことができる
デメリット
- 初期費用がかかる(数千円~2万円程度)
- カートリッジやシリンダーを交換するためのコストや手間がかかる
まとめ
それでは最後に、炭酸水の作り方をまとめておきます。
- 水にクエン酸と重曹を混ぜることで、手軽に炭酸水を手作りすることができる
- 炭酸水メーカーにはさまざまなタイプがあるので、よく確認してから選ぶことが大切
<参考文献>
平石貴久著『1週間で2kgやせる!安価&簡単&美味ダイエット「炭酸水」飲むだけダイエット』マキノ出版
「実験 炭酸水(たんさんすい)を作ろう」学研キッズネット
(https://kids.gakken.co.jp/jiyuu/category/try/make_soda_water/)
「リンゴジュース、すぐソーダに 炭酸水メーカーに注目」朝日新聞デジタル
(https://www.asahi.com/articles/ASL9B3JH9L9BPLFA002.html)