電解水素水の効果とは?
水にこだわる方から注目を集めるようになっている、電解水素水。
- そもそもどんな水?
- 何がいいの?
- 正しい飲み方は?
と気になっている方も多いのではないでしょうか。電解水素水の効果について詳しく見ていきます。
目次
電解水素水に効果はある?
電解水素水は、整水器と呼ばれる家庭用電解水生成器を用いて水道水を電気分解することにより、陰極側に生成される水です。pH9~10の弱アルカリ性で、水素を含むという特徴があります。
整水器は、医薬品医療機器等法において胃腸症状の改善に効果が認められた医療機器です。整水器で生成される電解水素水を飲用することにより、胃もたれや胃の不快感をやわらげ、胃腸の働きを助けて便通を良好にするという効果が期待されています。
効果の要因については明らかになっていませんが、アルカリ性であるということや水素を含むこと、また電気分解することで陰極側に引き寄せられる水中のカルシウムイオンなどが複合的に関係しているのではないかと言われています。
電解水素水の効果的な飲み方
では、電解水素水はどのように飲んだらよいのでしょうか。
まず、初めて電解水素水を飲む場合には、pHは低め(pH8~8.5程度)に設定し、量はコップ一杯程度から飲み始めるようにしましょう。
慣れてきたら、少しずつpHを上げ、量も増やしていきます。1日に飲む量は500ml~1ℓを目安にしてください。また、整水器でつくられる電解水素水はなるべく早めに飲むことをおすすめします。
ただし次のような場合には電解水素水の飲用は避け、浄水を使用するようにしてください。
- 腎疾患(腎不全やカリウム排泄障害)の方
- 乳幼児(ミルク作り、飲用)
- 薬を服用するとき
- 無酸症の方
(妊娠中の方や持病をお持ちの方は医師の指示に従ってください)
電解水素水の注意点
胃腸症状改善に効果が認められているのは、整水器(電解水生成器)によってつくられる電解水素水です。また、医療機器である整水器についても、医薬品医療機器等法に基づく認証を得ることが求められています。
認証を得た製品には承認(認証)番号が付与されています。整水器を使用する際には番号の有無を確認するようにしましょう。
まとめ
それでは最後に、電解水素水の効果についてまとめておきます。
- 電解水素水整水器は胃腸症状に効果が認められた医療機器である
- 始めて電解水素水を飲むときは、pHは低め、量は少なめから始め、徐々に慣らしていく
- 整水器を使用する際には医療機器としての承認(認証)番号の有無を確認するとよい
<参考文献>
アルカリイオン整水器協議会
(http://www.3aaa.gr.jp/index.html)