ミネラルウォーターの上手な飲み方
ミネラルウォーターの上手な飲み方、ご存知でしょうか。ミネラルウォーターを毎日の水分補給に活用する人が増えていますが、せっかくならおいしく、体が喜ぶ飲み方をしたいですよね。
量やタイミングは?水分補給に適した種類は?ミネラルウォーターの上手な飲み方をご紹介します。
目次
ミネラルウォーターを飲む量とタイミング
ミネラルウォーターの飲み方として、まず量とタイミングを見てみましょう。
私たち人間が一日に必要な水分量は、およそ1.2ℓと言われています。ただし一度にがぶ飲みするような飲み方では、体に負担がかかります。一度に飲む量はコップ一杯程度(150~200ml)、これを6~8回程度に分けて飲むのが理想的な飲み方だと言われています。
ミネラルウォーターを飲むタイミングとしては次のようなものがあります。
- 起床時
- 入浴前後
- 運動前後
- 就寝前
就寝時や入浴時、運動時には体内の水分が失われますので、その前後に意識的にミネラルウォーターを飲むようにしましょう。
また、冷たすぎるミネラルウォーターは内臓に負担がかかりますので、常温か少し冷えたくらいのものを飲むのがおすすめです。
ミネラルウォーターの種類と飲み方
ミネラルウォーターの飲み方としては、用途に合ったミネラルウォーターを選ぶということも大切です。普段の水分補給には飲みやすい軟水のミネラルウォーターがおすすめですが、体調や気分に合わせて種類を変えてみるのもよいと思います。
具体的には、次のようなミネラルウォーターの飲み方があります。
炭酸水
炭酸入りのミネラルウォーターを食前に飲むと、炭酸ガスによって適度に胃が膨らみ、食べ過ぎを予防できると言われています。
ただし少量の炭酸水は逆に食欲を増進してしまうため、常温程度のものを300~500ml程度飲んでおくとよいそうです。
反対に胃もたれや便秘のときには、冷えた炭酸水で蠕動運動を刺激するのがよいと言われています。
硬水
硬水に多く含まれるマグネシウムが便秘解消に役立つと言われています。
起床時の一杯や運動時の飲み物としてミネラルの補給に役立てるのもよいですね。また、運動時などのミネラル補給のために硬水のミネラルウォーターを飲む方もいます。
ただし普段硬水を飲み慣れない方が大量に飲むとお腹を壊すこともありますので、飲み方には気を付けましょう。
まとめ
それでは最後に、ミネラルウォーターの飲み方についてまとめておきます。
- ミネラルウォーターの上手な飲み方は、一度にコップ一杯程度の量を6~8回程度に分けて飲む
- 飲むタイミングとしては、起床時、入浴前後、運動前後、就寝前などがおすすめ
- ミネラルウォーターの種類と飲み方にも工夫してみるとよい
<参考文献>
「『健康のため水を飲もう』推進運動」厚生労働省
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html)
藤田紘一郎監修『ミネラルウォーターの処方箋』日東書院本社
井上正子監修『基礎知識からわかるミネラルウォーターBOOK』新星出版社