整水器の弱酸性水ってどんな水?弱酸性水の上手な使い方
整水器では、電解水素水のほかに弱酸性水も生成されます。
この弱酸性水、ただの捨て水だと思っていませんか?実はこの水も様々な使い方があるんです。ここでは、整水器の弱酸性水について詳しく見てみたいと思います。
目次
整水器でつくられる弱酸性水とは
まず、整水器でつくられる弱酸性水とはどのような水なのでしょうか?
整水器内で水を電気分解することにより、陽極側には塩化物イオン、炭酸イオン、硫酸イオン、硝酸イオン等の陰イオンが引き寄せられると共に、水素イオンと酸素が発生します。こうして生成された水は、pH4~6の弱酸性の水になります。「弱酸性水」のほか「酸性イオン水」などと呼ばれることもあります。
弱酸性水は飲用には用いられません。電解水素水を使用する際には、排水ホースから捨て水として排水されるため、もったいないと感じる方も多いかもしれません。
しかしこの水を容器などに溜めておき、様々な用途に使用することも可能です。また、整水器本体の切り替えスイッチなどによって、メインの取水口から酸性水をくみ出すこともできます。具体的な使い方については、この後詳しく見ていきます。
整水器でつくられる弱酸性水の使い方
洗顔、入浴
お肌に近い弱酸性の水なので、洗顔等にもお使いいただくことができます。入浴には、弱酸性水を5~10L浴槽に入れてください。(お肌に合わない場合にはご使用をお控えください。)
洗い物、掃除
弱酸性水は、食器類やグラス類を洗う際にもおすすめです。床や窓などの拭き掃除にもお使いいただけます。
料理
酸性水は、毎日のお料理にもお使いいただけます。ゆで卵を茹でるときに使うと殻が剥けやすくなる、天ぷらの衣に使うとカラッと揚がるなどとも言われます。
また、うどんやそうめんなどの塩を加えた麺類、またはかんすいを加えた中華麺を茹でるときに使うと、コシが強くなりおいしく味わえるそうです。
まとめ
それでは最後に、整水器の弱酸性水についてまとめておきます。
- 整水器の陽極側では、pH4~6の弱酸性水(飲用外)が作られる
- 整水器の弱酸性水は、洗顔や入浴、洗い物、料理などに使うことができる
<参考文献>
「アルカリイオン水の生成方法と性状」アルカリイオン整水器協議会
(http://www.3aaa.gr.jp/method.html)