一般的に、私たちは心身の状態に対して「健康」か「病気」かの二元論で捉えがちです。しかし実際には、ある瞬間を境にして急転直下で病気状態に陥ることは基本的にありません。つまり、健康状態と病気状態の間には、もう一つ別の状態が存 …
女性は40代半ばあたりから「更年期」と呼ばれる年齢域に入ります。更年期には体にさまざまな変化が生じ、それによって心身に重度の症状が現れることもあります。そのため、これから更年期に入る女性たちの中には、その症状に悩まされる …
冬場の浴室やトイレは室内温度がとても低く、暖房のきいた部屋などから移動してくると、クラクラとめまいを起こしてしまうことがあります。これは「ヒートショック」と呼ばれる現象で、急激な温度変化によって身体がダメージを受けている …
「薄い味付けでは満足できなくなった」 「好物だった料理がまずく感じる」 「何を食べても味がしない」 こういった味覚障害で悩む人は、近年増えています。 味覚障害になると、食事が楽しめなくなり食欲自体も減少します。また、味覚 …
「食事時になっても食欲がわかない」 「食べ始めると、すぐにお腹一杯になる」 「食後に胃が重苦しい」 皆さんは、日ごろこのような胃もたれ症状を感じていませんか? 胃もたれ症状は「なんとなく」「ジワジワ」と私たちを苦しめます …
体内に備わる抗酸化機構 私たちの体には、活性酸素を無毒化する「スカベンジャー(抗酸化物質)」と呼ばれる酵素を作る仕組みが備わっており[※1]、この仕組みは「抗酸化機構」などと呼ばれています[※2]。 抗酸化機構で作られる …
美容やアンチエイジングの話題でよく登場する「活性酸素」という名前。お肌の老化を気にする人にとっては、まさに天敵ともいえる存在です。しかし、このやっかいものは、お肌の老化以外にも様々な害悪を私たちの体にもたらします。たとえ …
うるさいいびきは近くで寝ている人の睡眠を妨げるため、一般的に迷惑な「騒音」として問題視されています。しかし、いびきの種類によってはまわりへの騒音だけでなく、「いびきをかく本人」にもリスクとなっている場合があります。「一人 …
「人工透析を受ける必要がある」と医師から言われたけれど、そもそも人工透析ってなに? 「どのような種類があって、どのようなメリット・デメリットがあるの?」 「自分でも調べてみたけれど、医学用語ばかりで難しすぎる…」 この記 …
多くの人が経験する身近な不調、「慢性便秘症」。よくあることだからといって放置をしていると、大病を患ったり、寿命を縮めてしまうこともあるようです。一般的に女性がよくかかる病気として知られていますが、男性も高齢になるにつれて …
みなさんは自分の体力や筋力に自信がありますか?たとえば、階段を一段飛ばしで上がったり、手すりなどをもたずに椅子から立ち上がるといったことが、苦もなくできるでしょうか?もしそのような行為が難しくなっているなら、運動器の機能 …
みなさんは「保健機能食品」をご存じですか?ちょっと難しそうな名前ですが、実はとても身近な食品で、スーパーやコンビニなどでもたくさん販売されています。保健機能食品はいくつかの種類に分かれ、似たような名前を持つ食品群が存在し …
昔に比べ、現代の日本は「無臭」や「消臭」が、絶対的なマナー(常識)として確立しているように思われます。 新聞やネットの広告には、無臭や消臭をセールスワードにしている商品がたくさん載せられていて、実店舗でも多種、多量の商品 …
専門家や医者の情報は信用できる? 専門家の情報は、一般の人たちが発信する情報よりも比較的信頼性が高いと言えます。ただし、あくまでも「比較的」です。極端な話、専門家の中には「自称専門家」も含まれている場合がありますし、経歴 …
新型コロナの蔓延、ワクチン接種の評価、成人病の増加傾向、高齢化社会の到来など、私たちをとりまく健康上の話題は尽きることがありません。これらの話題は尽きるどころか、毎年どんどん増えて言っているようにさえ感じられます。そして …
物を持ち上げる時や階段をのぼる時、以前より負担が大きく感じていませんか?それは、もしかすると筋力が低下(筋肉が減少)しているからかもしれません。 筋力の低下はデスクワークが多いビジネスパーソンやシニア層によく見られ、その …
寝起きや食後に決まって吸いたくなる「たばこ」。嗜好品の一つとして多くの人が吸っていますが、実はニコチン依存症に陥っている可能性があります。その場合、自分の意思でたばこを楽しんでいるのではなく、ニコチンによって吸わされてい …
近年、精進料理は究極のヘルシーフードとして注目されています。特に海外のベジタリアンやヴィーガンの方々にとっては、日本文化と植物性料理の両方を一緒に楽しめるとして人気があります。また、国内においてもダイエット料理や節約料理 …
糖質の摂り過ぎは「高血糖」を招き、さらには動脈硬化や糖尿病などの大きなリスク要因となります。動脈硬化や糖尿病は40歳以降の中年層や高年層に多く見られますが、その危険因子は若年層から進行していることもあるため、糖質や血糖値 …
もし仮に「3日間だけ糖質を摂らないで生活をして下さい」と言われたら、皆さんはそれを達成する自信がありますか? 糖質を摂らないということは、パンやご飯、麺類はもちろんのこと、お菓子やフルーツ、お酒なども断つことになります。 …