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ヒューマンライフコード(株)と関西医科大学 低侵襲な乳房再建のための再生修復治療に向けた共同研究契約締結。

ヒューマンライフコードと関西医科大学
低侵襲な乳房再建のための再生修復治療に向けた共同研究契約締結。

~乳癌の乳房温存手術後の患者のQOL向上に期待~

 

日本トリムのグループ会社であるヒューマンライフコード株式会社は、学校法人関西医科大学(学長:友田幸一、以下「関西医大」)と、低侵襲な乳房再建のための再生修復治療に向けたヒト脂肪組織由来 幹細胞分離用医療機器の開発研究に関する共同研究契約を本日2017年10月10日に締結いたしました。

 
・共同研究概要
 
関西医大形成外科学講座では楠本健司教授、覚道奈津子講師らの研究チームが患者自身の脂肪幹細胞を用いた新たな乳房再建術の研究に取り組んでおり、現在臨床研究を実施しています(*)。 
 
この乳房再建術では、まず本年8月1日付けにてヒューマンライフコードが導入した専用の機器を用いて患者自身の太ももや、お腹などの脂肪を吸引し、脂肪や血管を作る細胞群を抽出、それを濃縮し、吸引した脂肪と混ぜ合わせたものを患部に注入することで、皮膚を大きく切開することなく乳房を再建することができる方法です。 
 

この新しい乳房再建術は、従来の脂肪のみを注入する方法と比較して「脂肪定着の可能性が高く、従来の方法では難しいとされる部分的にくぼんだ乳房の再建にも適用できる」ことから、治療ニーズも高く、主に乳癌の乳房温存手術後の患者のQOL向上に大きく貢献することが期待されています。 本契約締結により、ヒューマンライフコードは、関西医大との脂肪幹細胞の分子生物学的解析、動物を用いた投与方法の更なる検討、細胞移植効果の効果的な解析方法等の共同研究を通じ、関西医大が実施中の新たな低侵襲乳房再建術の確立に向けた取り組みを支援してまいります。

 
<補足情報>
関西医大からの乳房再建の臨床研究を開始に関するプレスリリースはこちら(平成29年2月17日)
 
■ニュースリリース全文はコチラからご覧いただけます