慢性腎臓病・透析患者に対する新規治療法に関する論文掲載のお知らせ (水電気分解技術を用いた水素含有透析水の作成とその臨床試験)
当社と東北大学大学院医学系研究科の産学共同研究チームが、水素含有水を安定的かつ大量に作成するために水の電気分解システムを組み込んだ血液透析システムの開発に成功し、その臨床試験を行い、高血圧の改善、炎症や酸化ストレスの改善などの成果を得ました。本研究成果は、2010年4月12日付、欧州腎臓・透析移植学会の学術誌「Nephrology Dialysis Transplantation(ネフロロジー ダイアリシス トランスプランテーション)」電子版に掲載され、東北大学からもプレスリリースされました。
今回、国内の3医療施設の協力で6ヶ月間にわたる治療を行い(日鋼記念病院:北海道室蘭市、かしま病院:福島県いわき市、東葛クリニック病院:千葉県松戸市)、高血圧の改善、炎症や酸化ストレスの改善が認められました。この電解水透析は副作用などの問題がなく、従来の治療法では治療が困難であった病態に対する新たな治療法となることが期待されます。
Nephrology Dialysis Transplantation(ネフロロジー ダイアリシス トランスプランテーション)掲載論文概要はこちらからご覧下さい。
※こちらの掲載は終了いたしました。
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