当社は11月14日(木)の「World Diabetes Day(WDD)」に合わせ、糖尿病の啓発を目的に「糖尿病予防ポスター」を制作し、2024年11月11日(月)から電解水素水と暮らしのウェブサイト「トリム・タウン」で無料配布します。どなたでもダウンロードしてお使いいただけます。
※Diabetesは「糖尿病」を意味します
■World Diabetes Day(WDD)(旧名称「世界糖尿病デー」)について
11月14日は「World Diabetes Day(WDD)」です。
世界に拡がる糖尿病の脅威に対応するために1991年にIDF(国際糖尿病連合)とWHO(世界保健機関)が制定し、2006年12月20日に国連総会において「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議(UN Resolution 61/225)」が加盟192カ国の全会一致で採択されると同時に、国連により公式に認定されました。
World Diabetes Day(WDD)は、世界的にも有数な疾患啓発の日となっており、この日を中心に全世界で繰り広げられる糖尿病啓発キャンペーンは、糖尿病の予防や治療継続の重要性について広く発信する重要な機会となっています。
<参考文献>
World Diabetes Day(WDD)HP(https://www.wddj.jp/01_howto.htm)
■世界的に、年々増加する糖尿病患者数
厚生労働省が3年ごとに行っている「令和2年(2020)患者調査の概況」※1によると、現在、日本で糖尿病の治療を受けている患者総数は579万1,000人(男性338万5,000人、女性240万6,000人)です。
また、同省の「人口動態統計の概況」※2によると、令和4年(2022)1年間の死因別死亡総数のうち、糖尿病による死亡数は1万5,927人(男性8, 990人、女性6,937人)でした。世界的にみると、糖尿病とともに生きる人の数は5億3700万人※3にまで上ります。
今や成人のおよそ10人に1人が糖尿病という計算となり、世界的に深刻な問題となっています。
※1:厚生労働省
令和2年(2020)患者調査の概況
(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/20/index.html)
※2:厚生労働省
令和4年(2022)人口動態統計(確定数)の概況
(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei22/)
※3:IDF Diabetes Atlas 10th edition 2021
(https://diabetesatlas.org/)
■ 糖尿病が悪化すると
糖尿病はインスリンの量の不足や作用の低下によって、高血糖の状態が慢性的に続きます。この状態が続くことで、自覚症状はないものの、身体の中では微細な血管が傷ついてもろくなっていきます。
「糖尿病の慢性合併症」は細い血管と太い血管の障害の2つに分かれますが、血管の太細で分けて、語呂合わせで慢性合併症を覚えることができます。
細小血管が障害されると、神経、目、腎臓に症状が現れますが、これを「糖尿病の三大合併症」と呼び、頭文字をとって“しめじ”と覚えることができます。
“し”:「し」の神経障害”は手足がしびれ、体中の色々な神経が鈍くなります。
“め”:「め」の網膜症”は視力が悪くなり失明に繋がります。
“じ”:「じ」の腎障害”は腎臓の働きが悪くなって体に毒が溜まってしまい、透析を受けることになります。
大血管が障害されると、壊疽、脳卒中、虚血性心疾患が起こりますが、同じく頭文字をとって“えのき”と覚えることができます。
“え”:「え」の壊疽”は足の血液が不足して組織が腐っていきます。
“の”:「の」の脳卒中”は脳を栄養する血管が詰まったり破れたりして脳の一部が機能しなくなります。
“き”:「き」の虚血性心疾患”は心臓の血管が詰まって心臓の動きが悪くなる狭心症や心筋梗塞のことです。
<参考文献>
Oasis Medical HP
糖尿病で本当に怖いのは「しめじ」よりも「えのき」。合併症のリスクを知ろう
(https://oasismedical.or.jp/touseki_column/kisochishiki/shimeji-enoki)
加納渡辺病院HP
『しめじ』と『えのき』で覚える!糖尿病の慢性合併症と定期検査
(https://kano-watanabe.jp/kanowatacolumn/dm/)
■糖尿病にならない・重病化予防のために
・定期健診の受診
糖尿病になる前の“血糖値がやや高め”の段階から、健康上のリスクは高まっていきます。まずは、定期的な健康診断で血糖値等を確認しましょう。
・食生活の改善
飲酒はほどほどに。食べ過ぎると血糖値が上がるので、腹八分目でストップ。野菜→おかず(魚や肉などのたんぱく質)→ごはん(糖質)の順に食べると血糖値の急上昇を防げるので、栄養バランスの良い食事を心がけつつ、食べる順番にも注意してみましょう。
・運動習慣の改善
筋肉を維持・増強することによって血液中のブドウ糖がすみやかに取り込まれて、血糖値が下がりやすくなります。無理をしない範囲で適度な運動習慣を身につけましょう。
・十分な水分補給
水分は1日1.5ℓ以上摂ることをお勧めします。糖尿病による高血糖の状態は、血液中の糖の濃度が高いことを指しますので、十分な水分を摂って血液の量を多くしておけば必然的に血液中の糖の濃度は下がる(薄まる)事になります。飲水習慣を身につけるために、まずは就寝前コップ1杯のお水から始めてみましょう。
<参考文献>
東京都保健医療局HP
糖尿病予防のためのルーティーン
池袋消化器内科・泌尿器科クリニックHP
糖尿病の血糖値を下げる水の飲み方5選について
■「糖尿病予防ポスター」データを制作&無料配布
~医療施設等に向けて~
当社では、糖尿病の啓発としてお使いいただける「糖尿病予防ポスター」データを制作しました。データはA4サイズで、下記URLからどなたでもダウンロードいただけます。クリニック、大学病院などの医療施設、健康経営を促進されている企業様等でご活用いただけます。
配布開始:2024年11月11日(月)
※終了期間は未定。予告なく終了する場合がございます。
URL:https://www.trimtown.jp/
(トリム・タウンよりダウンロードできます。)
■日本トリムが研究・開発を進める「電解水透析®」
糖尿病が進行し腎不全に陥ると、全身の血液を体の外に出し、体内に溜まった老廃物や毒素等をろ過して、きれいな血液を体に戻す「人工透析」が必要な状態になります。
現在、日本国内における透析患者は34万人以上と言われています。
当社では、透析一回につき約120リットルの水を使用する点に着目し、抗酸化性がある水素(H2)が含まれた電解水素水を透析用水に利用して行う透析療法「電解水透析®」を研究機関との産学共同連携で推進してまいりました。
現在では「電解水透析®」は透析患者のQOL(生活の質)を改善できる次世代新規治療法として国内外から注目されており、現在では国内32の透析施設、計963床で導入されています。(2024年11月11日現在)
■日本トリムの電解水素水整水器は「胃腸症状を改善」が認められた家庭用管理医療機器です
当社の電解水素水整水器は、医薬品医療機器等法(旧薬事法)において胃腸症状の改善に効果が認められている管理医療機器です。その使用目的・効果は、「胃腸症状改善のための飲用アルカリ性電解水の生成」です。電解水素水(アルカリイオン水)を飲用することで、胃もたれや胃の不快感を和らげ、また胃腸の働きを助け、お通じを良好にします。
Copyright Nihon Trim Co.,Ltd. All rights reserved.