株式会社トリムメディカルインスティテュート
透析機器担当
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電解水透析は、血液透析において大量に使用される「水」の性質に着目した新しいシステムです。 現在、抗酸化能を持つと注目されかつ精力的に研究されている「水素(H2)」。 私たちは1995年から電気分解により生成される、水素(H2)を含有する透析液希釈水を作成するシステム(国内外特許取得)の研究開発を行い、新しいコンセプトの逆浸透精製水製造システムを開発しました。
電解水透析とは、水の電気分解により陰極側に生じた、水素を含有した透析用水を利用して行なう透析療法です。
固体高分子膜を使用した水の電気分解により、陽極側には分子状酸素を含んだ水、陰極側には分子状水素を含んだ水が生成します。(※水中のイオンの移動やpHの変動はありません。)電気水透析では、陰極側の水を利用します。
蓬莱東クリニックにおける33例の短期臨床検討結果です。図aは、透析日の朝夕間の血圧変動幅の推移を示しています。図のように血圧の変動幅が有意に減少することが示されました。図bは、血圧を一定に保つために必要な降圧薬の量の推移を示したもので、電解水透析を12ヶ月間行うことで投薬量を約2割削減できることが示されました。このことから、電解水透析により血圧コントロールをし易くなったと考えられます。
一般的な「血液透析」では、尿毒素に汚染された血液を体外に導き、人工腎臓とも呼ばれるダイアライザーにその一定量の血液を送り、「老廃物除去」「電解質補正」「過剰水分除去」を行い、血液をきれいにして体内に戻す方法がとられています。
この透析には、1回あたり約120Lの透析液が必要となります。
透析液は透析液原液または粉末を透析用水で希釈して作られます。従来の透析と電解水透析の違いは、後者では「電解RO水」を希釈水として使用している点にあります。この電解RO水は、水素を含む電解陰極水をRO処理して作られるものです。これにより、電解水透析®システムで生成される透析用水や透析液には、一定の水素が溶存するユニークな特性が付加されます。
固体高分子膜式による電気分解で中性の電解RO水を生成。
活性炭フィルター以降の熱水消毒機能を標準装備してます。
多人数用透析用水作製装置
※サイズは造水量、仕様によって異なります。
個人用透析用水作製装置
※490(W) × 580(D) × 1160(H)
<個人用>
個人用 EW-SP31-HD カタログ(pdfファイル:0.7MB)
<多床用>
多人数用 EW-HDシリーズ カタログ(pdfファイル:5.3MB)
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