マテリアリティ(重要課題)
への取り組み事例

マテリアリティへの
取り組み事例

日本トリムグループがマテリアリティについて取り組んでいる具体的な事例をご紹介します。

健康・医療

健康寿命の延伸への貢献
[ウォーターヘルスケア事業]
飲用分野

日常的にからだに良い水を飲むことが、人々の健康維持・増進、疾病予防の一助として大きく寄与するとの考えのもと、「ウォーターヘルスケアという、新習慣。」を提唱しております。また、国が推奨する「健康経営」の理念に賛同し、電解水素水を活用した「健康経営」を自社で実践するだけでなく、企業に提案し、その普及を推進しております。これら取り組みにより、健康長寿社会の実現、医療費の削減に貢献してまいります。

研究開発

当社では、電解水素水をより広く普及させ、また、より多くの分野に応用するためには、エビデンスが不可欠との考えのもと、25年以上に亘り、国内外の研究機関と産学共同研究を行い、その成果を学会や国際学術誌で発表してまいりました。今後も、電解水素水の機能や新たな効果を探求し、その成果を実用化、普及することで、サステナブルな社会の実現に貢献してまいります。

新しい医療(治療法・サービス)の開発[医療関連事業]
電解水透析

電解水透析は、当社の電解技術により水素を付加した透析用水を利用して行う透析で、「水」の機能に世界で初めて着目した新規治療法です。最近の研究では、重度の疲労感抑制や年間粗死亡率の低下、患者への投薬量の減少などの報告がなされております。透析患者のQOL改善とともに就業の後押しを目指し、普及促進してまいります。

再生医療関連

グループ会社の株式会社ステムセル研究所では、再生医療・細胞治療を目的とした「さい帯血」や「さい帯」等の周産期組織由来の細胞のバンキング事業を展開し、それらの細胞を利用した新たな治療法や再生医療関連製品の開発事業に役立てています。治療法のない病態に直面する方々に新たな医療の選択肢を提供すべく、医療の発展に貢献してまいります。

「株式会社ステムセル研究所」の
情報はこちら
「3.すべての人に健康と福祉を」「4.質の高い教育をみんなに」「6.安全な水とトイレを世界中に」「8.働きがいも経済成長も」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」

環境

地球温暖化対策への対応
エコカーの導入

当社では、営業活動の際に説明用の資材を搬送する必要があることから営業車を利用しております。現在、一部ハイブリッド車等のエコカーを導入しておりますが、今後さらにその割合を増やしてまいります。

詳しくはTCFDに基づく情報開示をご参照ください。
電気使用量の削減

当社グループでは、工場、オフィスにおける電気の使用に関する施策の一つとして、エネルギーや地球資源を大切にする意識を持つことを全従業員に意識してもらうために定期的に「節電週間」を実施し、使用量の削減に取り組んでおります。

詳しくはTCFDに基づく情報開示をご参照ください。
環境対策(循環型社会の構築)への貢献
整水器で脱ペットボトル推進

日常的にマイボトルに電解水素水を入れて持ち歩き飲む習慣がつけば、自分自身の健康に役立つだけでなく、ペットボトルの廃棄量の削減につながります。

使用済み浄水カートリッジリサイクル

当社では、整水器に搭載されている浄水カートリッジのリサイクル活動を2010年から実施しており、世の中のエコへの関心の高まりとともに、回収率も年々増加しております。今後、回収率のさらなる向上を目指すとともに、当活動を通じて、ユーザーの皆様の環境意識の啓蒙にも取り組んでまいります。

脱プラスチックへの取り組み

当社では、脱プラスチックへの取り組みとして、ビニール製であった販促用バッグの再生紙製への変更やクリアファイルの使用数削減に取り組んでおります。今後、ペットボトルの消費量削減等も含め、取り組みを強化してまいります。

「6.安全な水とトイレを世界中に」「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「8.働きがいも経済成長も」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」「11.住み続けられるまちづくりを」「12.つくる責任つかう責任」「13.気候変動に具体的な対策を」「14.海の豊かさを守ろう」

ひと

ダイバーシティ&
インクルージョンの推進

当社では、女性の活躍が当社グループの成長に不可欠であるとの考えのもと、女性人財の登用とともに多様な価値観を取り入れた経営を進めてまいります。

女性管理職比率の推移
働き方改革の実施

当社では、ヘルスケア事業を中核とする企業として「健康経営」を重要成長戦略の一つと捉えております。健康経営の推進により、医療費削減、労働生産性向上、経営の効率化、社員の離職率低下を目指します。当社は、2020年、2021年に続き、3年連続で健康経営優良法人に認定されております。

また、当社では、女性の産前・産後休業および育児休業、短時間勤務制度の取得が増えており、近年では男性が育児休業を取得しやすい環境づくりにも取り組んでおります。

「3.すべての人に健康と福祉を」「5.ジェンダー平等を実現しよう」「8.働きがいも経済成長も」「10.人や国の不平等をなくそう」

社会

地域社会との共存
チャリティ活動「リレー・フォー・ライフ」を支援

当社では、がん患者やそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指すチャリティ活動「リレー・フォー・ライフ」を応援しています。開催初年度の2006年から毎年、参加者らが24時間交代でリレーするチャリティーウォークイベントにカラダ還元ウォーター「I’m fine」を提供しています。

高知県須崎市との共同実証事業

当社では、2017年に高知県須崎市および高知県と産学官民連携による「健康」をキーワードとした地方創生事業に関する連携協定を締結し、日常的に電解水素水を摂取した須崎市民の健診データの収集・分析や医療費の調査等を実施する共同実証事業を推進しています。電解水素水飲用による効果とともに健康意識の高まりによる健診率向上の効果も期待されており、市民の方々の健康維持・増進、医療費削減への貢献を目指しております。

スポーツ支援活動

スポーツにおいて、疲労抑制やパフォーマンス向上のためには水分補給が欠かせないことから、当社では、様々なスポーツチームやリーグ、イベントを支援しております。今後も、からだにいい水である「電解水素水」を通して、活躍するアスリートを応援してまいります。

農業分野への貢献
次世代ハウスでのパプリカ栽培

当社では、高知県南国市の農業生産法人 株式会社南国スタイルと連携し、環境制御型の次世代ハウスでのパプリカ栽培を実施しております。大きくて肉厚、ジューシーで高品質なパプリカは高単価で取引され、さらに収量も増加することで、生産者の収益向上に貢献しています。

「2.飢餓をゼロに」「4.質の高い教育をみんなに」「5.ジェンダー平等を実現しよう」「10.人や国の不平等をなくそう」「11.住み続けられるまちづくりを」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」

サプライチェーン

持続可能な調達の実施

当社グループでは、サプライチェーンに関する「基本方針」のもと、今後、持続可能な調達を実現するための具体的施策に取り組み、随時、発信してまいります。

取引先へのSDGsに関するアンケート

当社製品の製造部門である、株式会社トリムエレクトリックマシナリー(高知県南国市)では、取引先へのSDGsに関するアンケートを実施し、アンケート結果の解析・評価をすることで、リスクの低減や持続可能な調達の実現に向けて取り組んでおります。

株式会社トリムエレクトリックマシナリー

2022年5月「SDGsに関する意識調査アンケート」を実施
対象:取引先30社

アンケートには環境、安全、人権、労働、コンプライアンスなどの社会課題や資源調達に関する項目が含まれております。アンケートを通じて、取引先の社会課題に対する取り組み状況を確認するとともに、SDGsへの理解を深めていただく取り組みを行います。

「8.働きがいも経済成長も」「12.つくる責任つかう責任」「16.平和と公正をすべての人に」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」